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第2章 〜治療〜

2.1 花粉症の薬物治療
2.1.1 花粉症の薬物治療について
花粉症は症状の現れる時期や重症度、経過に個人差があること、年によって症状の変化があることなどから一定した治療は難しい。症状に合わせて薬を選ぶ必要があり、2週間を目安にして症状の特徴と重症度を確認しながら、その時点の症状に合わせた薬に変えていくことが望ましい。
ここでは身近な薬を具体的に挙げ、その薬の成分について、作用起序と花粉症薬としての効能、また、それに付随する副作用や禁忌について知識を深めたいと思う。

(1)医師の処方箋が必要(国内)な薬

    ② 

これらの薬品は実際に自分が病院で処方された薬である。それぞれについて調べてみた。

①クラリチン
有効成分:ロラタジン
分類:ヒスタミンH1受容体拮抗薬、第二世代抗ヒスタミン薬
薬理:ヒスタミンH1受容体拮抗(主作用)、ヒスタミン遊離抑制作用、ロイコトリエン抑制等
備考:主な作用はヒスタミンがくっつく受容体をブロックすることである。花粉が体に取り込まれてペプチドに分解されると、抗原抗体反応(別項参照)が起き、刺激により肥満細胞からヒスタミンが遊離される(別項で説明されているはずなのでかなり端折りますが悪しからず)。で、そのヒスタミンという鍵がH1レセプターという鍵穴に作用してH1レセプターが活性化すると血管、神経、腺などへの反応があり、症状としてくしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみが出るのである。症状を和らげたいと思うなら、ヒスタミンに先回りして鍵穴を塞いでやってしまえばよく、これがヒスタミンH1受容体拮抗薬というわけである。

クラリチンの特筆すべきことは眠気の副作用が少ないことである。それ故、世界で一番有名な花粉症薬といっても過言ではない。心臓病、糖尿病、前立腺肥大による排尿障害、肝臓あるいは腎臓病を患った人は使用は医師と相談した上にすべきである。

余談であるが、国内では処方箋なしに手に入らないクラリチンであるが個人輸入業者は堂々とネット上で販売しているのが実情である…

②セレスタミン
有効成分:マレイン酸クロルフェニラミン、ベタメタゾン
分類:抗ヒスタミン剤(マレイン酸クロルフェニラミン)副腎皮質ホルモン(ベタメタゾン)
薬理:抗ヒスタミン作用、抗炎症作用
備考:セレスタミンは抗ヒスタミン剤と副腎皮質ステロイド剤の配合剤である。
抗ヒスタミン作用についてはクラリチンで説明してあるようにヒスタミンの受容体をブロックして鼻水、くしゃみなどのアレルギー症状を緩和する。マレイン酸クロルフェニラミンは古くから使用されていて、速効性があり効果も高い。鼻水にはよく効くが鼻づまりには向かないので、セレスタミンではステロイドを配合するわけである。
副作用として眠気や口の渇きなどがある。また緑内障や前立腺肥大症などの人は症状を悪化させる恐れがあるため使用すべきではない。

副腎皮質ステロイド剤は強力な消炎剤である。白血球から放出される炎症誘発物質であるサイトロニンの生成を抑えたり、炎症物質のアラキドン酸の作用を不活性化して、様々な原因で発生する炎症やアレルギー反応を抑える。
ステロイド剤なので長期使用する際には副作用に気をつける必要がある。長期服用により、浮腫み、生理不順が起る。また脂肪の異常沈着が起こり、肩や腹部へ脂肪がつく作用もある。ほかにも様ざまな副作用が報告されているので重症時以外は使用を控えるよう病院でも言われた。

③点鼻薬







有効成分:プロピオン酸ベクロメタゾン
分類:局所ステロイド
薬理:抗炎症作用
備考:先に説明したベタメタゾンと同様に抗炎症作用により鼻づまり、鼻みずの症状を緩和する。局所的な副作用としては、鼻の刺激感や乾燥感が見られる。眼圧を上昇させるので緑内障の人は注意が必要である。

(2)一般用医薬品

④総合薬










有効成分:マレイン酸クロルフェラミン、塩酸フェニレフリン

分類:抗ヒスタミン剤(マレイン酸クロルフェラミン)、アドレナリン作用薬(塩酸フェニレフリン)

薬理:抗ヒスタミン作用、血管収縮作用

備考:抗ヒスタミン作用はクラリチンで説明したとおり。塩酸フェニレフリンは血管のα1受容体に作用して血管を収縮させることで鼻詰まりを解消する。

⑤点眼薬









有効成分:クロモグリク酸ナトリウム
分類:化学伝達物質遊離抑制薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬
薬理:目の粘膜に存在する免疫系のマスト細胞に作用し、ヒスタミン等の化学伝達物質の遊離を抑制
備考:アレルギーを引き起こす化学物質(ヒスタミン等)の放出を抑えることにより、アレルギー反応である目のかゆみ、なみだ目、充血などの症状を予防、軽減する。
経口投与した際は皮膚発疹などの過敏症、呼吸器症状が現れることがあるが、点眼薬として使用する分には目立った副作用はほとんどない。

2.1.2 花粉症治療薬の分類
(1)内用薬
抗ヒスタミン薬
薬品名:ポララミン、ペリアクチン、タベジールなど
アレルギーに関わる化学伝達物質のうちヒスタミンの受容体のみをブロックするもので、昔から使われている。比較的即効性で20~30分で効果が現れる。くしゃみや鼻水に良く効くが鼻詰まりにはあまり効かない。これはくしゃみと鼻水はヒスタミンにより引き起こされるが鼻詰まりはロイコトリエンにより引き起こされるためである。抗ヒスタミン薬には予防効果はない。ヒスタミンは脳において心身の機能を保つ働きも持っているため、眠気の副作用がある。緑内障、前立腺肥大、喘息には禁忌である。
抗アレルギー薬
薬品名:ザジテン、アゼプチン、セルテクト、ゼスラン、ニポラジン、ダレン、レミカット、アレジオン、エバステル、ジルテック、アレグラ、アレロック、クラリチン、タリオン、バイナス、オノン、リザベン、ソルファ、アレギサール、ペミラストン、アイピーディなど
ヒスタミンだけでなくロイコトリエンなどアレルギーを起こす様々な化学伝達物質をブロックする。肥満細胞からの化学伝達物質の遊離抑制薬などがこの抗アレルギー薬に分類され、その中でヒスタミン受容体をブロックする作用をもつものが第二世代抗ヒスタミン薬である。脳のヒスタミン受容体の働きを損なわないよう開発されたもので、現在花粉症の中心的治療薬として使用頻度が最も高くなっており、種類も多い。くしゃみ、鼻水のほか、鼻づまりにもある程度効く。比較的予防的に働く薬なので花粉が飛び始める2週間前ぐらいから服用すると予防効果が期待できる。眠気の副作用は少なく、特に新しい薬ほど軽減されている。
ステロイド配合薬
薬品名:セレスタミンなど
抗ヒスタミン薬にステロイドを配合したもの。ステロイドは炎症反応や抗原抗体反応を抑えることによって花粉症の症状を抑えるが、体に必要な防御機構も同様に抑えられてしまうため感染症の悪化など多くの副作用がある。このため症状のひどいときのみ短期間使用されるが、長期の服用には不適である。

内服薬は目、鼻、のど等それぞれに働いて花粉症の症状を和らげる。市販薬の多くに配合されているのは抗ヒスタミン薬のポララミンであり、病院でよく使われるのは抗アレルギー薬である。

(2)漢方薬
麻黄剤
小青竜湯…鼻水の多い急性期に適する。
葛根湯…頭痛や肩こりがあり鼻づまりを伴うときに適する。
麻黄附子細辛湯…体が弱く冷えのある人に適する。
葛根湯加川きゅう辛夷…鼻づまりの強いときに用いる。
小青竜湯や葛根湯がよく使われる。
・その他
辛夷清肺湯…症状が長びき鼻づまりがするときに用いる。
苓甘姜味辛夏仁湯…アレルギー体質の改善効果が期待される。

この他、症状や体質に合わせて様々な薬が処方される。食前または食間に服用する。漢方薬には殆ど副作用が無い。
(3)点眼薬
抗アレルギー薬
薬品名:インタール、ザジテン、リザベン、アレギサール、ペミラストン、エリックス、ケタス、アイビナール、リボスチンなど
抗アレルギー薬が配合されており、かゆみ、充血、涙などの目のアレルギー症状を改善する。花粉が飛び始める少し前からの使用が効果的で、ひどくなってからではあまり効果がない。リボスチンはヒスタミンを選択的に抑える薬で、比較的即効性なので予防使用の必要は無い。
ステロイド薬
薬品名:フルメトロン、リンデロン、ピトスなど
ステロイド薬が低濃度で配合されており、優れた効果があるが長期使用は望ましくない。眼圧の上昇、緑内障、白内障、感染症などの副作用があるため、長期的に使用する場合は定期的に眼圧測定などの検査が必要である。
抗炎症薬
薬品名:AZ点眼液、ムコゾーム点眼液など
目の炎症を鎮める働きがある。

(4)点鼻薬
血管収縮薬
薬品名:プリビナ、トーク、ナシビン、ナーベル、コールタイジンなど
鼻詰まりの原因となる鼻の腫れをとる点鼻薬で、鼻詰まりがひどいときに用いる。強い血管収縮作用があり即効性。長く使用を続けると普段の鼻づまりが余計にひどくなり依存状態になってしまう。これは薬剤性鼻炎と呼ばれ、粘膜の変性が起こり鼻の中の粘膜の肥厚が強くなることなどが原因である。症状のひどいときのみ使用するか短期間の使用にとどめる。
抗アレルギー薬
薬品名:インタール、ノスラン、ソルファ、リボスチンなど
抗アレルギー薬が配合されている点鼻薬。症状がひどくなる前に早めに使用する。鼻水はヒスタミン、鼻詰まりはロイコトリエンにより起こるので、鼻水には効果があるが鼻づまりにはあまり効かないものが多い。長期に使用しても副作用は殆ど無い。リボスチンはヒスタミンを選択的にブロックし、効き目が早いので予防使用の必要は無い。
ステロイド薬
薬品名:アルデシン、ベコナーゼ、タウナス、リノコート、シナクリン、フルナーゼなど
ステロイド薬が配合されている点鼻薬。免疫に反応する細胞の数を減らして免疫反応を抑える。炎症をとる優れた作用があり即効性。全身的な副作用は殆ど無いが局所的副作用として鼻の乾燥感や刺激感がみられる。また、鼻中隔方向に噴霧を続けるとその部位の粘膜が弱り鼻血が出やすくなる。
抗コリン薬
薬品名:フルブロンなど
補助的に使われる点鼻薬。鼻汁分泌に関わる自律神経系を抑制することで鼻水を抑えるが、効果はやや劣る。
重い鼻づまり症状にはまず血管収縮薬で鼻の通りを良くしその後ステロイド点鼻薬を使用するように指示されることがある。
市販の点鼻薬の多くには抗ヒスタミン薬のほか血管収縮薬が配合されており、安易に連用すると薬剤性鼻炎になる危険性がある。
2.1.3 時期による治療薬選択
予防的治療(初期療法)としては、抗アレルギー薬を花粉が飛ぶ2週間ほど前から使用し始め、花粉シーズン中も服用を続ける。この治療法は症状が出始めるのを遅くし、症状を軽くする。さらに花粉シーズン中の他の薬の効果を高めるためにも有用である。
症状がひどくなってからは(導入療法)、一時的な経口ステロイド薬の使用や抗アレルギー薬の内服によって症状をひどくなる前の状態に戻す必要がある。経口ステロイド薬は糖尿病や消化性潰瘍などの合併症がない患者のみに使用する。
良くなった症状を維持するには(維持療法)、抗アレルギー薬や局所ステロイド薬をシーズン終了まで続けていく。

2.1.4 重症度による治療薬選択
以下の表は重症度と病型により選択薬を分類したものである

有効成分:クロモグリク酸ナトリウム
分類:化学伝達物質遊離抑制薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬
薬理:目の粘膜に存在する免疫系のマスト細胞に作用し、ヒスタミン等の化学伝達物質の遊離を抑制
備考:アレルギーを引き起こす化学物質(ヒスタミン等)の放出を抑えることにより、アレルギー反応である目のかゆみ、なみだ目、充血などの症状を予防、軽減する。
経口投与した際は皮膚発疹などの過敏症、呼吸器症状が現れることがあるが、点眼薬として使用する分には目立った副作用はほとんどない。

2.1.2 花粉症治療薬の分類
(1)内用薬
抗ヒスタミン薬
薬品名:ポララミン、ペリアクチン、タベジールなど
アレルギーに関わる化学伝達物質のうちヒスタミンの受容体のみをブロックするもので、昔から使われている。比較的即効性で20~30分で効果が現れる。くしゃみや鼻水に良く効くが鼻詰まりにはあまり効かない。これはくしゃみと鼻水はヒスタミンにより引き起こされるが鼻詰まりはロイコトリエンにより引き起こされるためである。抗ヒスタミン薬には予防効果はない。ヒスタミンは脳において心身の機能を保つ働きも持っているため、眠気の副作用がある。緑内障、前立腺肥大、喘息には禁忌である。
抗アレルギー薬
薬品名:ザジテン、アゼプチン、セルテクト、ゼスラン、ニポラジン、ダレン、レミカット、アレジオン、エバステル、ジルテック、アレグラ、アレロック、クラリチン、タリオン、バイナス、オノン、リザベン、ソルファ、アレギサール、ペミラストン、アイピーディなど
ヒスタミンだけでなくロイコトリエンなどアレルギーを起こす様々な化学伝達物質をブロックする。肥満細胞からの化学伝達物質の遊離抑制薬などがこの抗アレルギー薬に分類され、その中でヒスタミン受容体をブロックする作用をもつものが第二世代抗ヒスタミン薬である。脳のヒスタミン受容体の働きを損なわないよう開発されたもので、現在花粉症の中心的治療薬として使用頻度が最も高くなっており、種類も多い。くしゃみ、鼻水のほか、鼻づまりにもある程度効く。比較的予防的に働く薬なので花粉が飛び始める2週間前ぐらいから服用すると予防効果が期待できる。眠気の副作用は少なく、特に新しい薬ほど軽減されている。
ステロイド配合薬
薬品名:セレスタミンなど
抗ヒスタミン薬にステロイドを配合したもの。ステロイドは炎症反応や抗原抗体反応を抑えることによって花粉症の症状を抑えるが、体に必要な防御機構も同様に抑えられてしまうため感染症の悪化など多くの副作用がある。このため症状のひどいときのみ短期間使用されるが、長期の服用には不適である。

内服薬は目、鼻、のど等それぞれに働いて花粉症の症状を和らげる。市販薬の多くに配合されているのは抗ヒスタミン薬のポララミンであり、病院でよく使われるのは抗アレルギー薬である。

(2)漢方薬
麻黄剤
小青竜湯…鼻水の多い急性期に適する。
葛根湯…頭痛や肩こりがあり鼻づまりを伴うときに適する。
麻黄附子細辛湯…体が弱く冷えのある人に適する。
葛根湯加川きゅう辛夷…鼻づまりの強いときに用いる。
小青竜湯や葛根湯がよく使われる。
・その他
辛夷清肺湯…症状が長びき鼻づまりがするときに用いる。
苓甘姜味辛夏仁湯…アレルギー体質の改善効果が期待される。

この他、症状や体質に合わせて様々な薬が処方される。食前または食間に服用する。漢方薬には殆ど副作用が無い。
(3)点眼薬
抗アレルギー薬
薬品名:インタール、ザジテン、リザベン、アレギサール、ペミラストン、エリックス、ケタス、アイビナール、リボスチンなど
抗アレルギー薬が配合されており、かゆみ、充血、涙などの目のアレルギー症状を改善する。花粉が飛び始める少し前からの使用が効果的で、ひどくなってからではあまり効果がない。リボスチンはヒスタミンを選択的に抑える薬で、比較的即効性なので予防使用の必要は無い。
ステロイド薬
薬品名:フルメトロン、リンデロン、ピトスなど
ステロイド薬が低濃度で配合されており、優れた効果があるが長期使用は望ましくない。眼圧の上昇、緑内障、白内障、感染症などの副作用があるため、長期的に使用する場合は定期的に眼圧測定などの検査が必要である。
抗炎症薬
薬品名:AZ点眼液、ムコゾーム点眼液など
目の炎症を鎮める働きがある。

(4)点鼻薬
血管収縮薬
薬品名:プリビナ、トーク、ナシビン、ナーベル、コールタイジンなど
鼻詰まりの原因となる鼻の腫れをとる点鼻薬で、鼻詰まりがひどいときに用いる。強い血管収縮作用があり即効性。長く使用を続けると普段の鼻づまりが余計にひどくなり依存状態になってしまう。これは薬剤性鼻炎と呼ばれ、粘膜の変性が起こり鼻の中の粘膜の肥厚が強くなることなどが原因である。症状のひどいときのみ使用するか短期間の使用にとどめる。
抗アレルギー薬
薬品名:インタール、ノスラン、ソルファ、リボスチンなど
抗アレルギー薬が配合されている点鼻薬。症状がひどくなる前に早めに使用する。鼻水はヒスタミン、鼻詰まりはロイコトリエンにより起こるので、鼻水には効果があるが鼻づまりにはあまり効かないものが多い。長期に使用しても副作用は殆ど無い。リボスチンはヒスタミンを選択的にブロックし、効き目が早いので予防使用の必要は無い。
ステロイド薬
薬品名:アルデシン、ベコナーゼ、タウナス、リノコート、シナクリン、フルナーゼなど
ステロイド薬が配合されている点鼻薬。免疫に反応する細胞の数を減らして免疫反応を抑える。炎症をとる優れた作用があり即効性。全身的な副作用は殆ど無いが局所的副作用として鼻の乾燥感や刺激感がみられる。また、鼻中隔方向に噴霧を続けるとその部位の粘膜が弱り鼻血が出やすくなる。
抗コリン薬
薬品名:フルブロンなど
補助的に使われる点鼻薬。鼻汁分泌に関わる自律神経系を抑制することで鼻水を抑えるが、効果はやや劣る。
重い鼻づまり症状にはまず血管収縮薬で鼻の通りを良くしその後ステロイド点鼻薬を使用するように指示されることがある。
市販の点鼻薬の多くには抗ヒスタミン薬のほか血管収縮薬が配合されており、安易に連用すると薬剤性鼻炎になる危険性がある。

2.1.3 時期による治療薬選択
予防的治療(初期療法)としては、抗アレルギー薬を花粉が飛ぶ2週間ほど前から使用し始め、花粉シーズン中も服用を続ける。この治療法は症状が出始めるのを遅くし、症状を軽くする。さらに花粉シーズン中の他の薬の効果を高めるためにも有用である。
症状がひどくなってからは(導入療法)、一時的な経口ステロイド薬の使用や抗アレルギー薬の内服によって症状をひどくなる前の状態に戻す必要がある。経口ステロイド薬は糖尿病や消化性潰瘍などの合併症がない患者のみに使用する。
良くなった症状を維持するには(維持療法)、抗アレルギー薬や局所ステロイド薬をシーズン終了まで続けていく。

2.1.4 重症度による治療薬選択
以下の表は重症度と病型により選択薬を分類したものである


重症度

病型

治療薬

軽症

くしゃみ・鼻漏型

抗ヒスタミン薬・遊離抑制薬

鼻閉型

抗ヒスタミン薬・遊離抑制薬

中等症

くしゃみ・鼻漏型

第二世代抗ヒスタミン薬・遊離抑制薬

局所ステロイド薬

鼻閉型

抗ロイコトリエン薬・抗トロンボキサンAz

局所ステロイド薬

重症

くしゃみ・鼻漏型

局所ステロイド薬・第二世代抗ヒスタミン薬

鼻閉型

局所ステロイド薬・抗ロイコトリエン薬

抗トロンボキサンA2薬

注1トロンボキサンA2拮抗薬(抗トロンボキサンA2薬)
鼻粘膜血管透過性亢進抑制作用などを有し,鼻閉を改善する。また,好酸球浸潤を抑制することで鼻粘膜過敏性を減弱し,くしゃみ,鼻漏に対する効果もある程度認められる。血小板凝集能を抑制するため,抗血小板剤,血栓溶解剤,抗凝固剤との併用に注意する。サリチル酸系製剤,テオフィリンとも相互作用がある。

注2ロイコトリエン拮抗薬(抗ロイコトリエン薬)
ロイコトリエンの鼻粘膜血管透過性亢進,鼻粘膜浮腫に拮抗することから,鼻粘膜の腫脹抑制により鼻閉を改善する。好酸球浸潤抑制による過敏性亢進の軽減,ロイコトリエンD4による鼻汁分泌を抑制することにより,くしゃみ,鼻汁にもある程度効果がある。エリスロマイシン,イトラコナゾールなどとの相互作用に注意する。
<表、注ともに2002年版鼻アレルギー診療ガイドラインより引用>

2.2 外科療法や注射療法について
現在の花粉症治療の中心は薬物療法であるが、重症の患者などには外科療法や注射療法が行われることもある。
2.2.1 注射療法について
減感作療法、免疫療法、ヒスタミン添加免疫グロブリン注射、星状神経節ブロック注射、副腎皮質ホルモン注射などが主なものである。

(1)減感作療法
①治療目標
原因抗原(花粉エキス)を少量から徐々に増量投与することにより、その抗原物質に対する過敏性を減弱させる。
②効果
60~70%程度だが、現在、花粉症を治癒させうる唯一の治療法である。また、若年ほど治療効果が期待できる。
③作用機序
特定の抗原に対する抗原抗体反応を失わせる免疫寛容の仕組みが関与していると考えられているが、詳しいことは分かっていない。抗原特異的IgEの減少、遮断抗体の出現、肥満細胞・好塩基球からのケミカルメディエーター遊離抑制・反応性低下、鼻過敏性の低下、サプレッサーT細胞の誘導、感作T細胞の反応性低下によるサイトカイン量の減少などが考えられている。
④治療プログラム
花粉エキスを通院して注射する。週に1~2回、毎回1~2本の注射を、濃度を変化させながら3~6ヶ月打ち続けることで維持量を決定し、その維持量で1ヶ月に1~2本の注射を最低3年にわたって打つ。保険が効くので、2回目以降の自己負担額は一回400~500円程度(三割負担の場合)。
急速減感作療法(たくさんの注射を短い間隔で打つことで、短期間に維持量に達する。)も一部で行われている。また、皮下投与以外の経路で治療を行う方法の研究もなされており(経口、舌下、鼻内)、特に舌下法は一部の減感作療法では行われており、花粉症治療への応用が盛んに研究されている。
⑤問題点
注射部位の発赤、膨疹、疼痛、腫脹などの局所的副作用や、喘息発作、蕁麻疹、アナフィラキシーショックなどの全身的副作用がでることがある。特に心臓、血管、免疫、肝臓、腎臓に疾患を持つ場合は、この療法が行えないことがある。また、3年という長期間にわたって続けなくてはならないが、まったく効果の出ないケースもある。

(2)星状ブロック注射
頸部に存在する星状神経節(交感神経の神経節であり、頭部の血管収縮を支配)を麻酔薬でブロックすると、頭部の交感神経の働きを抑えるため、動脈が拡張し、血行が良くなって結果的に鼻閉が解消される。また、くしゃみや目のかゆみにも効果があると報告されている。

(3)副腎皮質ホルモン注射
①治療目標
ステロイド注射、ケナコルト注射などとも呼ばれていて、一部で行われている。ステロイドの作用で免疫機能そのものを抑制するので、激しい花粉症でも劇的に症状が抑えられる。
②効果
一回注射すると、注射部位からステロイドがゆっくり継続して体内へ放出され、3~4週間連続作用し続けるため、症状が長期間抑えられる。ステロイドは核内に入り、DNA発現調節機構に作用するため、アレルギー全般の症状が抑えられる。特に抗炎症作用が強いので、鼻閉も抑制される。
③問題点
副作用(糖尿病誘発、免疫力低下、肥満、高血圧、骨粗しょう症など)が出た場合、体内から急に取り除くことができないため、きわめて重症の喘息患者などにしか用いられない。また、ステロイド依存症が出現する恐れもある。
「良識のある医師は絶対に行わない治療方法」である。




2.2.2 外科療法
①治療目標
鼻の粘膜を切除することにより、アレルギー症状を発生しにくくさせる。また、重度の花粉症の場合、粘膜が腫れる状態が長く続いているため薬の吸収や反応が悪くなっているが、粘膜を切り取り正常な粘膜を再生させることで薬の効果を高める。特に、鼻閉が重い場合に行われる。
②効果
鼻炎の程度にもよるが、70~80%程度。薬を併用するとその効果が高められる。ただ、花粉症を治すわけではないので、再生した粘膜が肥大してきたらまた症状が現れる。また、手術後は1週間ほど生体反応により症状が現れるため、花粉症シーズン前に行うことが望ましい。
③治療プログラム
鼻内を麻酔し、粘膜を切除する。切除には、メス・電気メス・レーザーメスなどが用いられる。レーザーの場合は、外来で手術することができるが、少なくとも2回以上は行ったほうが良い。健康保険が適用されるため、両鼻で一万円程度である。
そのほかにも、鼻粘膜自律神経切断法(鼻汁を止めるため、鼻の分泌をつかさどる副交感神経を切断する)や、下甲介凝固法(電気を流す高周波電気凝固法や、凍結融解を繰り返す凍結手術)、TCA(トリクロル酢酸)化学剤手術(酸による凝固壊死、脱落)などがあり、症状にあわせて選択される。
④問題点
手術は局所(鼻粘膜)だけなので、花粉症そのものが治るわけではない。また、手術後約一週間は、粘膜切除に対する生体反応のため、切除部が腫れ、かえって鼻閉が強くなる。

2.3 花粉症の民間療法
花粉症に良いとされている食品を、その作用機構別に分類してまとめる。

2.3.1 ポリフェノール系
(1)作用機構
ポリフェノールとは?
ポリフェノールとはフラボノイドの一種で、緑色植物が光合成で作り出す糖分の一部が変化したものである。ポリフェノールには多くの種類があるが、赤ワインのアントシアニン・大豆に含まれるイソフラボン・お茶のカテキンなどが有名である。ポリフェノールの主要な働きは、活性酸素(※1)の働きを抑える抗酸化作用である。アレルギー反応により炎症が起こると、そこに大量の活性酸素が発生し、その活性酸素のより症状はさらにひどくなる。それをポリフェノールは防いでくれるのである。

(※1)活性酸素:人は呼吸した時、取り入れた酸素量の約2%が体内で活性酸素に変化する。この活性酸素は、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を攻撃して死滅させる働きがありとても心強い物質である反面、喫煙やストレス等によって過剰発生すると、攻撃する対象物がなくなり、体内の正常な細胞をも攻撃する恐ろしい物質になる。活性酸素は、老化現象やあらゆる病気の原因に関係していることが明らかになっている。肌のシミやソバカス、シワなどの皮膚の老化をはじめ、動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病、老人性痴呆症、脳梗塞、リウマチ性疾患、心筋梗塞、痛風、さらには日本人の死因の第1位を占めるガンにも活性酸素が関係しているといわれている。

(2)ポリフェノール系の代表的な食品
抗ヒスタミン作用ももつもの・・・
①甜茶・・・後述
②シソの葉・・・シソの葉に含まれているポリフェノール「ロズマリン酸」は、炎症を和らげる作用があると言われている。1日、14mg(シソの葉にすると6枚から10枚くらい)生葉を食べるか、ジュースにしてもOK。
③加工用トマトの果皮・・・トマト特有のポリフェノール「ナリンゲニンカルコン」を含んでいる。これは、トマトの赤い色素成分で、ヒスタミンを抑える働きが認められた。ただし、一般に私たちが食べている生食用トマトは「ナリンゲニンカルコン」をほとんど含まず、加工用・調理用トマトが比較的多く含んでる。かといって、トマトケチャップやトマトジュースも、製造時に果皮を取り除いてしまうため、製品にはほとんど含まれず、トマトジュースをがぶがぶ飲んでも効果は得られない。また加工用トマトを生のまま皮ごと食べて効果があるかどうかは、まだ分かっていないそうである。
④柿の葉茶・・・ポリフェノールに加え、ビタミンCも含まれる
⑤これらのエキスを含むサプリメント食品
抗ヒスタミン作用が確認されていないもの・・・ペパーミント・緑茶・野菜

(3)甜茶について
甜茶とは、甜の字が表しているように、「甜=甘い」という意味で、ほのかな甘さのあるお茶の総称である。中国の古い薬学書にも登場する健康茶である。
甜茶にふくまれる甜茶ポリフェノールには、抗酸化作用の他に鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみなどの原因となるヒスタミンの過剰分泌を抑える抗炎症作用や、また同じようにくしゃみ・鼻詰まり・目のかゆみの原因となる「シクロオキシゲナーゼ」という酵素を抑える働きもあり、花粉症により効果的である。
①バラ科の甜茶を選ぶ
一口に甜茶といっても、その種類は4つ「牛白藤」「臘蓮繍球」「多穂石柯葉」「甜葉懸鈎子」があり、花粉症に効果的といわれているのは抗ヒスタミン効果があるバラ科の「甜葉懸鈎子」だけなのである。バラ科の甜茶は中国広東省、公西自治区の標高500~1300mの山岳地帯でしかとれないため、生産量が限られている。「甜茶」と銘打っている商品の中には、抗アレルギー効果の見られない他の植物のものや、他の種類のお茶とブレンドしているものもある。花粉症対策として甜茶を手に入れる場合は、その種類や甜茶ポリフェノールの含有量をチェックするとよい。平均的な含有量は4%前後である。
②花粉が飛ぶ1カ月~2週間前に飲み始める
甜茶は、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などで時折見られる、眠気や喉の渇き、だるさといった副作用もなく、即効性があるのが特徴である。症状が出始めてから飲んでもある程度の効果は見られますが、花粉の飛ぶ前から飲用することで、より効果が上がる。
③甜茶ポリフェノールの成分を十分に出す
甜茶は、煮出すことがオススメである。甜茶ポリフェノールの成分を十分に出すには、1リットルのお水を沸騰させ、甜茶(5g程度)を弱火で3~5分煮出すとよいだろう(お湯の量、煮出し時間はそれぞれ違うので、商品の説明書にしたがってほしい)。カップに直接ティーバックを入れる場合には、浸出時間を長めにすること。最低1分間はお湯に浸すとよいだろう。また飲みづらいという方は、お湯か水を多めに入れたり、烏龍茶やプーアール茶などの茶葉を少量加えてもOKである。
④毎日、数回に分けて飲む
甜茶ポリフェノールの血中濃度を高く維持するためには、お茶を1日3回飲むのが効果的である。毎朝、毎晩、また、食間の飲用が効果的です。ノンカフェインなので、就寝前に飲むのもよい。症状が重い場合は長時間煮出す、軽いときには薄くして飲むなど、濃さを調節して飽きない工夫をするのもオススメである。
⑤ 甜茶エキスの摂取目安は、1日120mg
抗アレルギー効果を期待するには、甜茶エキスを1日120mg程度の摂取が必要だといわれている。薬局やドラッグストアなどでは、甜茶エキスやバラ科の甜茶特有の成分GODポリフェノールを含有したカプセルタイプの栄養補助食品を見つけることもできる。このほか、アメなどの製品もあるので、好みや状況に合わせて選んでみてほしい。

2.3.2 腸内環境系
(1)作用機構
<腸内環境と花粉症の関係について>
人体各所の粘膜部分ではヘルパーT細胞という免疫細胞が見張り役をしているが、ヘルパーT細胞には1型(Th1)と2型(Th2)があり、必要以上にTh2が活性化されるとロイコトリエンやヒスタミンが過剰に分泌され、炎症が進んでしまうことになる。腸の粘膜部分でTh2が活発になると、全身の粘膜部分のTh2も活発になる。その結果、花粉症が悪化してしまうのである。
腸の表面が荒れて、網目が荒くなると、完全に消化が進んでいないタンパク質も吸収し、Th2が活性化する。腸内細菌のバランスを整える各種の善玉菌(アシドフィルス菌など)や善玉菌の餌となる食物繊維を摂取することでこれを防ぐことができる。またビタミンCは善玉菌の増殖を助ける。

(2)腸内環境を良くする食品
・乳酸菌の入っているもの・・・ヨーグルト・乳酸菌飲料(ヤクルトなど)
(特にKW乳酸菌が効果的)
・その他・・・納豆などの発酵食品・食物繊維を多く含む食品

(3)アロエヨーグルトについて
アロエには、抗ヒスタミン効果とアレルギーを発症させる抗体の産生を抑制し、アレルギーを抑制する抗体の産生を促進させる効果がある。そのため、アロエヨーグルトとしてアロエと乳酸菌を同時に摂取することは花粉症に対する効果が大きいと考えられる。

2.3.3 不飽和脂肪酸
(1)作用機構
ヒスタミンと並んで花粉症の原因とされているロイコトリエンは鼻づまりの原因となり、また作用時間が長いために症状を長引かせたり、鼻の粘膜を壊してガード力を低下させる為に、症状を悪化させてしまうなど、実はヒスタミンより厄介である。ロイコトリエンはリノール酸(植物性油に含まれる)などの脂肪酸から合成される。DHAやEPAは、この合成経路を抑制して、ロイコトリエンの産生を妨げる。また、産生されるロイコトリエンも威力の弱いものになる。

(2)DHA,EPAを多く含む食品・・・青魚(サバなど)

2.3.4 メチル化カテキン
(1)作用機構
メチル化カテキンはポリフェノールの一つで、粘膜にあるIgE抗体を生み出すマスト細胞に吸収されやすく、その過剰な働きを抑制すると同時に、細胞内に入り込み、IgE抗体からヒスタミンやロイコトリエンに出される連絡系統を遮断する。

(2)メチル化カテキンを多く含む食品・・・紅富貴(緑茶の品種の一つ)・凍頂鳥龍茶

2.3.5 生活習慣
粘膜をいたわり、免疫力を高めることが大切です。具体的には、タバコの煙や排気ガスを避ける、バランスのとれた食事をとる、よく噛んで食べる、掃除をこまめにする、ストレスをためない、などが挙げられる。

参考文献・サイト(第2章)
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不老不死への科学